くちづけを 君とかはさむ 花燃ゆる 恋空えがく 映し絵の夏
指折りて 君に逢ふ日を かぞふれば 十重八重 七重 夢の花びら
涙川 ながるる恋も なつかしき なが夏もゆる 馴れ初めは恋
恋空に 夢をうかべむ ゆらりゆら 優雅な想ひ 夏はきらきら
飛翔せむ 光かがやく 陽をいだき 比翼の鳥と 魅かれゆく恋
芙蓉さく 夏の夜の夢 しやなかに いとも優しき 君への恋路
ながれゆく 星は億万 まふしさに 君と創らむ きらめく未来
夢花火 花びらのごと 舞ひそめし 恋空まぶし そまりゆく夏
炎もゆ ねぶた描きし 昔絵に 大和の武士の 燃えつきる夏
酔芙蓉 涼しき夏を 透かしゆく 末永くこそ 清々し恋