まぶしさに まどろむ夢を まろやかに 蒔絵ひろげむ まちどほし君
ましるなる 雪にえががむ きよらかに 君へのひ 恋文の春
吉野なる 桜いとしき 睦月なる 願ひまふしき 寝待ちの月に
花も舞ふ 雪ほのかなり 八重葎〔やえむぐら} みつめむ君の 永遠かがやけり
永遠ならむ 刻はらはらと とけながら ときめきながら とびらひらかむ
(寅入っています)寅年
みなもゆくくれないもみぢ恋そめて高鳴る想ひ君に恋文ら
夢幻なる 世界にひたる 無限なる 愛いだかるる 幸せあふる
ほのかなる 想ひ紡ぎて 描きたる 夢の映し絵 秋の陽まぶし
一日が 千の秋なり いとおしき 君への想ひ 千年超えて
珠玉なる 恋のよろこび うつし世に ななつの夢を はなやかにみし